次期クラウンが、レクサスLSと同じ系統のプラットフォームだとしたら、フロントは分割アッパーアームのマルチリンク
第45回 東京モーターショーにて公開されたトヨタ・クラウン コンセプト。TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)として初めてのFRプラットフォームを与えられるという触れ込みでありますが、世界的に見るとトヨタブランドのFRは圧倒的に少数派であり、クラウン用に独自のプラットフォームを立ち上げるというのは正直考えづらいところ。つまり、レクサスのトップエンドモデルに与えられたGA-LプラットフォームをアレンジしたのがTNGAのFRプラットフォームなのでは? と予想するわけです。だとしたら、サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーンのアームを分割したマルチリンクで、リアがコンパクトに収まるマルチリンクとなっているはず。
というわけで、下の画像はレクサスLCがのリア・サスペンション。インホイールにサスペンションアームを収めたデザインで、アーム長も確保されているように見えるのがなんとも贅沢な印象。
ただし、次期クラウンの車幅が1800mmと発表されていることと、ゴルフバッグ4個が収まるトランクスペースがマストであろうことを考えると、スプリングとダンパーがセパレートしていて、スペース的に有利なマルチリンク・サスペンション(レクサスRCなどに採用しているタイプ・下の画像)を採用するほうがいいのかも? と思ってみたり。そもそも、同じ世代のクルマでありますが、現行のレクサスGS、RCなどと現行クラウンのプラットフォームは一世代異なるはずで、レクサスのミドル級プラットフォームをクラウンに合わせて展開するだけでもいいのかもしません。ただ、TNGAプラットフォームと呼んでいることから考えると、それはちょっと考えづらいのでありますが……。
まあ、次期クラウンについてはコネクテッド面での普及を促す装備が最注目で、プラットフォームについては二の次というべきかもしれませんけれど。ただ、ホイール交換のことを考えると、クラウンのPCDが114.3から120に移行するのかどうか(GA-Lプラットフォーム系統であれば120になる可能性大)が気になる向きは少なくないのでは? などと思ってみたり。逆にいうと、コンセプトと名付けられてはいたものの、ほぼ市販状態といえるショーモデルのPCDを写真などから推定すればプラットフォームの世代感も予想できそうですが、さて?
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Source: クルマのミライ