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日本の自動車史を振り返ってみると、古くは1966年、初代日産サニーが1.0Lエンジンを搭載することを察知したトヨタは、初代カローラのエンジンを急きょ1.1Lに拡大。初代サニー登場後にカローラは「プラス100ccの余裕」というキャッチコピーでデビューした。 対する日産は1970年、2代目サニーに1.2Lエンジンを搭載し「隣のクルマが小さく見えます」というフレーズを採用した。排気量は大きいほうが偉いという認識もあった時代だ。まさしく宿命のライバル関係にあったトヨタ・カローラと日産サニーは、しのぎを削りながら日本を代表するファミリーカーへと成長していくことになる。 また、予想もしない形で大ヒット車が生まれることがある。そうなると、ほかのメーカーはそのマーケットに食い込もうと似たようなクルマを登場させる。そうすることでマーケットは一層活性化しつつ、さらに参入車も登場しては淘汰されていく。これを繰り返してきたと言っていい。 現在、世界的な自動車大国となった日本。その要因はいくつもあろうが、こういったライバルたちの切磋琢磨もそのひとつだろう。どうやってライバルを打ち負かすか、さまざまなアイディア、…
続きを読む>>四つ巴の戦いも! 歴史に残る因縁の対決を振り返る! ミニバン15番勝負