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ワゴンブーム誕生の瞬間「スバル・レガシィ・ツーリングワゴン」の功績とは?

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日本初となるステーションワゴン専用設計 ボディの前半部分は4ドアセダンとまったく同じで、後半はルーフを伸ばして後端にハッチバックを備えるクルマ、これが一般的なステーションワゴンだ。 欧米では古くから普及していたジャンルで、セダンと変わらぬ居住性に加えて、広い荷室を備えていること、また、高速でも安定して走れることから長距離移動も苦もなく可能など、レジャーユースやバカンスの足として重宝されていた。 だが日本はこの分野でも今で言うところのガラパゴス化だった。ワゴンのようなスタイルのクルマは、日本ではそのほとんどが商用車だった。いわゆるライトバンである。「〇〇商店」などとボディに描かれ、ワゴンと銘打っても税制上の違いで、実質商用車。自家用車として使う人もいたが、その場合もボディに「自家用」と表示する義務があった(現在は不要)。どう見てもセダンと比べて格下と見なされていた。 一方、スバルが自動車業界に本格的に進出したのは他社よりもかなり遅い1958年。お馴染みのスバル360が大ヒットする。1966年には水平対向エンジンを搭載するスバル1000で小型車へと進出。その後はff-1、そしてレオーネと車…
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