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「死亡交通事故ゼロ」の目標実現を2030年に掲げたスバル。 2020年には8割以上を「つながるクルマ」に

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2018年7月10日に発表された、SUBARUの新中期経営ビジョン「STEP」。登壇したのは、完成検査不正問題からの立て直しを図る中村知美新社長ら役人4人。

新中期経営ビジョン「STEP」の名称には中村新社長の想いが込められており、「Speed」「Trust」「Engagement」「Peace of mind & enjoyment」の頭文字から取られたそう。さらに、SUBARUファンやオーナーからの信頼を取り戻すという最も大切要素のため、「STEP」の「T(Trust)」のロゴの色を変えて表現したとしています。

「STEP」策定の背景については、「外部環境の変化」として100年に一度のモビリティ社会の変化を掲げ、さらには、完成検査不正問題を引き起こした「自社の急成長に伴う歪」については、真の実力がまだまだ不足と分析しています。

そのほか、多岐にわたる中期経営計画ですので、ここでは、ユーザーにとってとくに関心の高そうな分野についてご紹介します。

「安心・安全への取り組み」として「人の命を守る」ことにこだわり、2030年に死亡交通事故ゼロを目指す(SUBARU乗車中の死亡事故および、SUBARUとの衝突による歩行者・自転車などの死亡事故ゼロを目指す)ことを目標に掲げています。そのため、まずはレベル2の運転支援技術を磨き上げ、さらに衝突安全性能向上を図るとしています。

また、注目なのが「SUBARU Digital Innovation」の開始。こちらはいわゆる「コネクティッドサービス」で、「STARLINK」を順次グローバル展開し、将来のサービスプラットフォームの進化・拡充では協調の可能性を検討しつつ、日本、アメリカ、カナダの主要市場で、8割以上の新車をコネクティッドカーにするとしています。

外部パートナーとの協調、異業種を含めたパートナーを今後世界規模で求めていくそうで、8割以上の新車をコネクティッドカーにする点については、2022年頃をめどとしています。

(塚田勝弘)





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Source: clicccar.comクリッカー

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