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マツダ・アテンザはインパネを変えるくらいならATを多段化できなかったのか

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450Nmへトルクアップしてもトランスミッションはそのまま? 次の世代までATの進化はおあずけ?
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マツダのフラッグシップセダン「アテンザ」が2018年5月にビッグマイナーを実施。セダンでは前後バンパーとトランクリッド、内装ではインパネやドアトリムまで一新するという内容で、マイナーチェンジというよりは準フルモデルチェンジといえそうな勢い。エンジンもかなりの進化ぶりで、ガソリン2.5リッターは気筒休止を新採用したほか、2.2ディーゼルは「急速多段燃焼」を採用するなど新世代制御へと大きく進化。最大トルクも420Nmから450Nmへと成長しております。

とはいえ、残念なのはトランスミッションが基本的にキャリーオーバーなこと。なにしろ、いまどき6速しかないのでありますから(MT、ATともに)。おそらく450Nmという切りのいい数字からすると、現行トランスミッションの容量的にリミットに近づいていると予想されますので、次のレベルにスープアップするまでは6速ATで行くつもりなのだろうな、とは思うわけですが。もちろん単に多段化すればいいという話ではないのですが、かといって6速がウェルバランスという主張ができる時代でもないと思うわけで……。8速にしたからといって重くなるという風にもいえませんから。
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というのも、現在という時代においてパワートレインの味に影響大なのはトランスミッションだと思うから。トランスミッション単体というよりも、その変速比幅を広げ、そこにエンジン(マイルドハイブリッドならモーターアシスト)とマッチングさせていくことで出てくるトータルでのフィーリングが、パワートレインの味になっているといったほうが正確かもしれませんが。逆にいうと、いくらエンジンを進化させてもトランスミッションの世代が古いままではパワートレイン全体の印象として洗練するのは難しいという印象ありなわけです。マツダのパワートレインがそうだ、というのではありませんけれど。

そんなわけで、「アテンザはインパネを変えるくらいならATを多段化すればいいのに」と思ってしまってみたり。もっとも、内外装のリフレッシュにかかるコストと、ATを新規で起こすコストが桁違いなので比べるものではありませんし、内外装への投資は単独車種のモデルライフ内で計算できるのに対して、トランスミッションの世代交代はメーカーとしてのラインナップ全体を見据えた計画になるので、その点でも比べるべきではないのは承知の助。しかもマツダの場合はAT内製なのでサプライヤーから買ってくるようなこともできないのも理解した上での、あえての期待であります(汗)
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精進します。
  



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Source: クルマのミライ

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