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機械式スーパーチャージャーの雄、イートン社のツインボルテックスシリーズ

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プレミアムブランドに選ばれるイートンの機械式スーパーチャージャー
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「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」で見かけたイートンの主力製品である四葉ローターのルーツ式スーパーチャージャー「TVS(ツイン・ボルテックス・シリーズ)」。日本での機械式スーパーチャージャーといえば、四半世紀以上前に軽トラ・軽1BOXのパワーユニットに採用されるムーブメントがあったような記憶もあるのですが、このユニットはもっと大きく、2.0リッター以上のエンジンに使われることを想定したサイズに思える一品であります。

いったん捨ててしまった排気エネルギーを利用して過給するターボチャージャーに対して、クランク出力を利用する(つまりエンジンの力で回す)機械式スーパーチャージャーは、エネルギーの使い方としてはロスがあるといえ、ダウンサイジングターボがいうところの効率でいえば、けっして素性がいいとはいえないわけですが、一方で排気エネルギーに頼らないということはエア供給についての自由度が高いというメリットもあり。とくに現代のエンジンはDBW(電子スロットル)ですから、たとえば停止状態でも機械式スーパーチャージャーを回すエネルギーを計算して、そのぶんだけアイドリング回転を上昇させるということも可能なわけで、プレミアムカーに求められる”上品かつパワフルなローンチコントロール”みたいな味付けもしやすいのかな、などと思ってみたりするのでした。画像のR410型はクラッチ内蔵型なので、機械式スーパーチャージャーが苦手としている高回転域ではスーパーチャージャーを切り離し、エンジンの負担を減らすということも、パーツ側で可能になっているのもポイントでしょうか。

ところで、最近ではISG(スタータージェネレーター)を使ったマイルドハイブリッドも増えているわけですが、前述したような停止状態でスーパーチャージャーを利用するようなシーンにおいて、ISGに電気を流して回すことでエンジン負荷を軽減しつつ、スーパーチャージャーによる空気増量効果を利用できるのでは、などと妄想してしまうのでした。そこまで面倒なことをするメリット(燃費効果)がどれほどあるかは不明ですけれど(汗)
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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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