ポップアップルーフのステップワゴン・フィールドデッキでは、テント用品が必要ないので、軽装備のデイキャンプ感覚で出かけることができます。グータラ親父にとってはありがたい状況なのですが、車中泊キャンプを行ううちに、家族にとって我慢ならない3つの不満が浮き彫りになってきました。
1つ目は「虫対策」です。
当然自然の中なので、蚊や羽虫、アブ等が飛んでいるのですが、これがキャンプ初心者の家族には大不評。特にかみさんから「テントがないんだから、せめてタープは虫よけタイプにして!」との厳命が下り、ドーム型タープを購入しました。グータラ親父としては面倒で嫌だったのですが、雨風もしのげるからと渋々納得した次第です。
さらに「車内の1階は、暑くても虫が入ってくるから、窓を開けられないヨ〜!」という車中泊への不満も出る始末。対策として、純正アクセサリーのフロントドア用ネットを買い求めました。これは、ドア窓枠にネットをかぶせて、ドアに磁石で固定するもの。なかなかの優れもので、夏の暑い最中には、風通しと虫除けの両方の機能をこなしてくれます。
2つ目は「車中泊のプライバシー」に関係する問題です。筆者はひどい腰痛持ちのため、床がフラットな2階テントでの就寝が必須。そのためかみさんが1階フルフラットシートに落ち着く訳ですが、難色を示したのがガラス越しに車内が見えてしまうことでした。
特に夜、車内で電気ランタンを付けると、本当に外から丸見えになってしまうのですネ。女性にとっては切実な問題で、最初は車内に紐を張ってタオルをかけて、ブラインド代わりにしていました。その後かみさんは、車内の窓上部にたくさんのミニフックを両面テープで貼り付けて、カーテン生地を引っ掛けるようにする等、様々な自衛手段を講じておりました。
3つ目のネガティブ要素は、「騒音」です。筆者は疲れるとイビキをかいて寝てしまい、ポップアップルーフの2階から周囲に響かせるのだそうです。そのため前を通る人から「イビキ車だ!」とか「ステップワゴン・イビキ!」と言われてしまうとのこと。
かみさんから「恥ずかしいからやめて!」と言われましたが、残念ながら効果的な対策はなく、その後もたびたび愛車は「ステップワゴン・イビキ」と化したようでした。はははっ。
次は、ゴールデンウイークのオススメ企画「潮干狩り&キャンプ」について、お伝えします。
(星崎俊浩)
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