2018年の東京モーターサイクルショーは昨年同様の入場者数を記録して幕を閉じた。ショーはすでに終わってしまったが、紹介しきれていないカスタムマシンを掲載。今回はヤマハXSR700とXSR900のオーセンティックスポーツカスタムだ。
XSR700はスポーツ度がアップ
2018年型で国内に初登場したXSR700は、XS-2のカラーリングを現代に再現した赤やアルミ地の色をそのまました生かしたグレーがラインナップされており、クラシカルなイメージが強調されているが、白ベースの外装に金ホイールを履いたオーセンティックスポーツ仕様は軽快感のある仕上がりとなった。赤のラインの入れ方は他のモデルのオーセンティック外装とは異なり、上面に沿うようにペイントされている。ゴールドのゲイルスピードホイールにFフェンダーが赤となっているのはシリーズ共通だ。
XSR900は’83RZ250Rルックに
2016年に国内で発売されたXSR900は、モーターサイクルショーが開催される度に話題作が生み出されてきた。まず、2016年はXSR900のオーセンティックスポーツ改で、1980年に発売された初代RZ250の白を再現。そして2017年はヘリテイジ外装セットと称して初代RZ250の黒を再現。その流れからか2018年は、1983年に発売された2代目となるRZ250R風に仕上げてきた。今回のポイントはRに装備されたビキニカウルを装着したこと。赤のラインを施すことでより2代目の雰囲気を醸し出している。ここまでくると、タンクやサイドカバーのカラーリングも仕上げて欲しいところだ。
Source: WEBヤングマシン