スポンサーリンク

FIAがドリフトを公認した裏側とは? 世界初のFIA公認ドリフト大会の英語版&日本語版動画が配信スタート!

スポンサーリンク

昨年の夏頃、世界中のモータースポーツファンを驚かせたニュースが「FIAがドリフトをモータースポーツとして公認し、その世界一を決める大会を日本で開催する」という衝撃情報でした。今まで単なる車遊びだったドリフトがモータースポーツとして認められたのと同時に、その本場が日本であることが認められたわけですね。

そこから急ピッチで準備が進められ、2017年9月30日、10月1日に東京・お台場で大会が開催され、14カ国24人の出場者の中から激しい戦いの末、初代チャンピオンに川畑真人が輝いたわけです。

大会が終わってから、FIAはなぜドリフトを公認するに至ったのか? モータースポーツ史上、稀にみる新カテゴリーの認定という決定に至るには今後のモータースポーツの将来を考えた、かなりの英断だったという情報が入ってきました。

これはFIA内部の人から聞いた伝聞情報をつなぎ合わせたものですから、全てが正確ではないと思いますが大方こういうことだったようです。

「今までのモーターレースはまず、レーシングカーを用意し、サーキットを建設する必要があるが、ドリフトはちょっとした広場と中古車があれば開催することができる。これはこれからモータリゼーションを迎える国々にとって、大きな魅力だ。今までよりも手軽に車のコンペティションが開催できるのだから。優秀なドライバーは世界戦に出れるという道筋を作れば、それに憧れる子供たちがたくさん増えてくれるだろう。車を使って戦うというモータースポーツの基本構造に興味を持ってくれなければ、フォーミュラワンへの興味も持ってくれないだろうからね。もちろんドリフトをモータースポーツと認めることに賛成しない人もいるだろうがね」

つまりFIAとしてはドリフトを「若年層をモーターレースに興味を惹きつける強烈なアイテム」であると分析し、F1へつながるモータースポーツそのものを発展させることができると判断しているようです。

なるほど、その意味では9月30日FIA会長ジャントッドさんが自ら視察にお台場に訪れ、各国の選手の走りを楽しそうに見ていたことがよく理解できますね(途中2時間ほど退席した時間がありましたが、その時は職務でF1の中継を見ていたそうです)。

そんなモータースポーツの未来を含んだ「第1回インターコンチネンタルドリフティングカップ」の映像が下記で販売されています。

英語実況版は世界中の選手の単走2本とオンボードカメラを全て収録! 9月30日のLEG1と10月1日のLEG2がそれぞれ120分オーバーの大ボリュームで120円(1ドル)でダウンロードできます。日本語実況版は日本人選手の活躍を中心にして214円(2ドル)でダウンロード可能です。

ドリフトの未来、モータースポーツの未来。今、発展途上にある文化を見守ることができるのはとても楽しいことですよね!

30年後に「昔の第1回ドリフト世界大会はこんなだったんだよ……」と語るためにも是非一度ご覧ください。

英語実況版 9月30日 LEG1
https://vimeo.com/ondemand/fiaidc2017p1

英語実況版 10月1日 LEG2
https://vimeo.com/ondemand/fiaidc2017p2

日本語実況版 9月30日・10月1日 LEG1 LEG2
https://vimeo.com/ondemand/fiaidc2017jp
(日本語実況版は三栄書房から発売されているDVDと同じものです)

(ビデオオプション編集部)

スポンサーリンク

Source: clicccar.comクリッカー

スポンサーリンク
スポンサーリンク