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トヨタ、燃費18%向上の新型エンジン開発。今春搭載車を発売

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トヨタ自動車は26日、世界市場の主力製品である
排気量2リットル車に載せる新型ガソリンエンジンや
無段変速機(CVT)など関連部品を開発したと発表した。

春以降、搭載車を発売する。
一連の部品はトヨタが部品共通化などで効率と質を高める新生産手法「TNGA」を取り入れる。
この手法で製造したエンジンなどの搭載車の比率を、日米欧中で2023年に8割まで高める計画だ。 都内で技術説明会を開き、新部品や販売計画を明らかにした。新型エンジンは熱効率を上げて出力を高め、日米欧中の各国・地域の排ガス規制に対応する。燃費は従来のエンジン車に比べて18%向上する。 新型のCVTやマニュアル車の変速機、2リットル向けハイブリッド車(HV)システム、四輪駆動システムも合わせて開発した。開発した新型エンジンやCVTが対象とする2リットルクラスには主力セダンの「カローラ」やミニバン「ノア」「ヴォクシー」などがある。 これらの製造に取り入れるTNGAは車のサイズごとに車台を統一したり、部品や設計を共通化したりすることで生産効率を向上し、コストを削減する。TNGAの適用車は15年に初めて発売された。 この手法で生産したエンジンなど主要部品を搭載した車は日米欧中で17年に2割弱。コスト面で課題もあるが、これを5年で8割まで高める。二酸化炭素(CO2)排出量は18%以上削減できる見込みだ。 トヨタはHVや電気自動車(EV)など電動化への対応を全方位で進めている。30年に電動車の販売を全体の半分にあたる550万台以上にする計画だ。 だが「30年時点でも9割は何らかのエンジンを搭載する」(山形光正チーフエンジニア)見込みのうえ、ガソリン車の市場もまだまだ大きい。エンジンなどの技術は電動車の開発にも生かせることから、今後も開発の中心としていく考えだ。日本経済新聞



Source: 新車速報 Car Drive

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