今年の冬は記録的な寒さ。僕はバイクで通勤しているので毎日乗ってますが、最近は流石に躊躇するレベル…(結局乗った)
しかし1000円以下で運転中暖をとれるシステムがあるらしく、買って検証してみました!
amazonで960円で売っていた即席のグリップヒーター。バイク屋さんでグリップヒーターを買ったら大体4000円くらいはします。逆に安すぎて怖いです(多分パッケージの表裏が逆で来た)。
電源はバイクから取るのではなく、USB電源。面倒な配線も無いし、モバイルバッテリーでも使えるのでこれはありがたい。
説明書はフル中国語?なので何を言っているのか全くわかりませんがとにかく「アツい」ってことは間違い無さそう。中身は値段の割にかなりしっかりしてる印象です。
装着はグリップに上から巻きつけてマジックテープで止めるタイプ。左右それぞれのヒートシートからコードが伸びていて、これをバッテリーに挿すわけです。温度調整機能は無く、説明書には55〜65度と書いてありました。
ただコードの付け根が心配…。無理して引っ張ったりしたら簡単にモゲてしまそう。
ちなみに、個人差ありますが、注文して到着するまでに二週間以上かかりました…。中国から船で運ばれてくるので、まぁしょうがない。送料無料なのでここは許すとしましょう。
巻くとこんな感じ。めちゃくちゃグリップが太くなります。クラッチが手前で繋がるように調整しているバイクでは奥まで握り込めなくなるので不安かも。
元々太めのグリップが付いている僕のバイクはマジックテープの余白がほぼ無くなりました。ただギチギチなお陰でスロットルを開けるときグリップヒーターだけ回るってことはありませんでした。
いざ走ってみると、まぁ暖かいけど普通のグリップヒーターほどではありません。普通のグリップヒーターって出力MAXだと素手で触れないくらい暑くなりますが、これは全然余裕。日が落ちてからは言われてみないとわからないレベルの温さ。
でもまぁこの値段なら仕方ないか…。無いよりはいい、という値段相応のクオリティです。
今回使ったモバイルバッテリーは、Ankerの「PowerCore Fusion 5000」。スマホ3回くらいフル充電できるバッテリーなのに、一回通勤したらその全てを使い果たしました。説明書には7.5wとありますが、明らかにそれ以上消費してる…。これも個体差あるかもしれませんが、僕のはとんでもない電気泥棒でした。
amazonのレビューを見てみると、やはり個体差が激しいようで「めっちゃアツい!」「そうでもない」など真逆の意見が多数。僕のように電池消費がハンパないというのは見つけられませんでしたが、物によってはめっちゃ熱くなるし、物によっては僕と同じくあまり使えない物もあるようです。
結論。使えなくはありません。
とにかく安いし、遊び半分で買ってみてもいいかもしれません。でも、絶対使える!と思って買うものではありません。手だけでもこのいてつく寒さがちょっと弱らいだ、くらい…
最近は、他にも激安のバイクアイテムが簡単に手に入るようになってきているので、また別のアイテムでも検証してみようと思います。
(Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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Source: clicccar.comクリッカー