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■エンジンの仕事の大半な捨てられている ●電動化技術とともに開発が必要 現在自動車メーカーは、電動車の開発に精力的に取り組み、電動車の普及に邁進しています。一方で、20年後の2040年でもエンジン搭載車(含む、HEVやPHEV)は、全体の過半数を占めると予想されています。 電動化技術とともに重要なエンジンの低燃費技術について、解説していきます。 ●将来エンジン車はなくなるのか? 燃費/CO2規制やZEV(ゼロエミッション車)規制の強化を背景に、すべてのメーカーは電動車の開発に注力しています。一方で新興国でのエンジン車の普及や、エンジンを搭載するHEV、PHEVが今後増加することを考慮すると、エンジン搭載車は2040年でも全体の過半数を占めると予想されています。 したがって、電動車に負けない低燃費エンジンや電動車用の低燃費エンジンを、電動化技術とともにクルマの両輪のごとく開発することが重要です。 ●エンンジンのエネルギー収支 エンジンの仕事量は、燃料が燃焼して発生する熱量から、各種の損失(冷却損失、機械損失、ポンプ損失、排気損失、燃料の未燃損失)を差し引いた残りの熱量から、引き出されます…
続きを読む>>【自動車用語辞典:低燃費技術「概説」】エンジンのエネルギー損失をなくせば燃費は向上する!