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【ホンダ・シビック試乗】ライバルのアクセラ、インプレッサを一歩リードする居住性・積載性

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ホンダ・シビックのホイールベースは、マツダ・アクセラと同じ2700mm。しかし、全長はシビック(ハッチバック)の方が全長は50mm長くなっています。ホイールベースが2670mmのSUBARUインプレッサスポーツと比べると60mm長く、25mmワイド。さらにシビック・セダンは全長4650mmと長めで、Cセグメントとはいってもかなり大柄。

ちなみに、欧州Cセグメントのベンチマークであるフォルクスワーゲン・ゴルフは全長4265mm、ホイールベース2635mmですから、シビックのボディはひと回り長くなっています。

マツダ・アクセラスポーツ、SUBARUインプレッサスポーツと比べると、ホンダ・シビックの運転席(前席)は、基本的な設計として低い位置に着座し、足をより前に伸ばして運転姿勢を決めるスポーティなポジション。

サイドビューからも分かるように、後ろに行くほど大きく下がっていくルーフラインがロー&ワイドのフォルムを強調している一方で、後席の居住性も気になります。

フットスペース(膝前空間)は、ライバルよりも長めの全長を活かし、Cセグメントでもトップクラスといえるゆとりがあります。ヘッドクリアランスは身長171cmの筆者なら手のひら2枚ほど。長身の方だと頭上まわりは圧迫感があるかもしれません。

ライバルのアクセラスポーツは、無理を感じさせない理想的な運転姿勢が得られる一方で、後席の足元はやや狭め。また、インプレッサスポーツは、シビックハッチバックよりも35mmも全高が高い分だけ後席の頭上空間にゆとりがあり、足元は「アクセラ以上、シビック未満」といったところ。

それでもシビック(ハッチバック)の荷室容量は420Lと、380L前後が多いCセグメントの中にあって大きめで、全長の長さの利点が感じられます。また、横引き式トノカバーは、左右どちら側からでも引き出し、巻き取りが可能というユニークな機構が採用されています。

シビックの最小回転半径は、ハッチバックが5.5m、セダンが5.3m。アクセラスポーツは5.3m、インプレッサスポーツも5.3mですから、狭い道での取り回しや駐車場のしやすさなどが気になる方はボディサイズも含めて確認する必要がありそうです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)
















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Source: clicccar.comクリッカー

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