この秋、2018年10月6〜8日にかけて開催される自動車工業会主催『東京モーターフェス2018』の開催概要ならびに自工会の定期記者会見のため、自工会の会長である豊田章男トヨタ自動車社長が登場しました。
フォトセッションでは、東京モーターフェス2018の大きな呼び物とも言える「バック to the バブル」に登場してバブリーダンスを披露する予定の「登美丘高校OG」とともに、豊田章男会長は振り付けを習いながら楽しげに盛り上げてくれました。
が、それ以上に我々自動車系記者団を喜ばせてくれたのが豊田章男社長の愛車「センチュリー」です。自動車メーカーの社長がそのメーカーラインアップの中の最高級車に乗るのは不思議でもなんでもありません。が、実は豊田章男社長の普段の足はアルファードと言われていますが、今回は話題作りも狙ってか、特注のGAZOO Racing「GRMN」仕様新型センチュリーで来ていたのです。
このセンチュリー、豊田章男社長自らが「より良いクルマを作る」ための前線基地とも言えるGR部門にセンチュリーをベースにレーシングカーの要素を入れて作るように指示したと言います。
その意図するところは、話題作りというよりも、現場の士気を高めることや「考えているくらいならやってみよう」という雰囲気作りを目指したのではないかと思われます。
外観はホワイトのボディにエアロパーツとアルミホイールが光ります。車高はちょっと下げられているようです。フロント周りはデザインを少し変更され、トヨタのスポーツカーの象徴でもあるGRMNバッチが光ります。
ナンバープレートの「1867」は、1867年(慶応3年)2月14日にトヨタグループの創始者「豊田佐吉」が遠江国敷知郡山口村(現静岡県湖西市)で出生した年でしょう。
も大径化されているようで、キャリパーもおそらく特注品でしょう。タイヤはスポーツカーらしく高級車らしからぬYOKOHAMA ADVANです。
残念ながらエンジンなどパワートレインには変更ないとのことですが、5L・V8エンジンのハイブリッドシステムで十分との判断かも知れません。
聞くところによると、プライベートでは自らハンドルを握る豊田章男社長ですが、お仕事では東京-名古屋間くらいの移動は主に新幹線を使い、駅までは運転手付きの車両で移動するとのこと。このセンチュリーGRMNは、イベントなどに駆けつける時に使われるのではないか、とのこと。
ということは、東京モーターフェス2018の初日、マツコデラックスさんとのトークショーが予定されている豊田章男社長がこのセンチュリーGRMNでお台場地区を移動する可能性大です。
もしかすると、そのセンチュリーGRMN目撃情報がモーターフェスそのものよりも話題になるかも知れませんよ。
このセンチュリーGRMNを探しに東京モーターフェス2018に行ってみるのもいいかも知れませんね。
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Source: clicccar.comクリッカー