2018年6月14~17日にフランスで開催されたWheels and Wavesでヤマハが欧州6ヵ国から6台のXSR700カスタムを登場させた。それぞれ全く異なる仕上がりだが同じ「Back to the Future(バック トゥ ザ フューチャー)」というテーマで製作されたものだ。
一台一台があまりにも個性的
イタリア、ポルトガル、フランス、スペイン、ドイツ、オランダのカスタムビルダーが製作したXSR700改は、同じBack to the Future(バック トゥ ザ フューチャー)というテーマで製作されたにも関わらずどれも似ても似つかぬ個性を発揮している。言い換えるとXSR700のもつ柔軟性と適応性を証明するもので、ヤマハの狙いもそこにあるだろう。ここでは、Wheels and Wavesに出品された各車を紹介していこう。
同じXSR700というベース車でも各車全く異なる形に完成した最新Yard Builtカスタムの6台。海外のカスタムはこの自由さが面白さでもある。
【イタリア】Miss Biker
イタリアの女性ライダーコミュニティであるMiss BikerがRice Eater Garageとコラボレーションして製作したYamatoと名付けれらたXSR700改。赤×白のダメージ塗装がカッコいい。シートはレザー製だ。
ヘッドライトはXSR700と同じ円形でもフルLEDタイプに換装されている。
【ポルトガル】Ton Up Garage
Outrunと名付けられたアルミボディのXSR700。1980年代のアーケードゲーム「Out Run」からインスピレーションを受けたというが…。
コックピット奥にスピードメーターをセット。イグニッションキーの手前にはモニターが埋め込まれている。
たくさんのパイプが埋め込まれた排気口。これもすごいディテールだ。
【フランス】Le French Atelier
Bulll Noir=黒い雄牛と名付けられたXSR700改はバッファローのような佇まいを見せる。カウルに埋め込まれた縦長のヘッドライトが特徴だ。
【スペイン】Russell Motorcycles
Resilienceと名付けられたXSR700改は1989年のゴロワーズヤマハカラーを再現している。ゼッケン4はクリスチャン・サロンのものだ。
【ドイツ】Yamaha Klein
The Bantam Racerと名付けられたXSR700改はシトロエンのグリーンメタリックのカラーリングを身に纏ったカフェレーサー。白く塗られたエキゾーストパイプがアクセントになっている。
【オランダ】Ironwood Motorcycles
The Chronos Joyrideと名付けられたXSR700改は、古いランボルギーニ・アヴェンタドールのカラーリングを採用。ケースに収められた縦2眼のヘッドライトが迫力だ。
ニュース提供:欧州ヤマハ
Source: WEBヤングマシン